是非とも知らない人にご紹介したい、知っている人にも改めてその良さと僕なりの思いを伝えたいのはMr.Childrenの隠れた名曲と噂高い『旅人』!
最後はすべて神頼みなのさ…
ども!どちらかと言えばダークなミスチルが好きなとしちる(@ture_tiru)です。
ミスチル好きな僕としては『旅人』を紹介せずにはいられるでしょうか!
いや、いられないでしょう!
Mr.Children『旅人』とは?
『旅人』は1996年8月に発売された12枚目のシングル『マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-』に収録されたカップリング曲の一つです。
ブログを書く理由?マシンガンをぶっ放したいからさ!──Mr.Children『マシンガンをぶっ放せ』
副題にある「Bootleg」とは英語で「海賊版」の意味らしいですが、どうやら当時のミスチル現象にあやかって海賊版が多く出回っていたこと、同年の6月に発売されていたアルバム『深海』からのシングルカットだったらしく、それも音楽業界で自分たちの置かれた立ち位置に対する反抗としてあえて付けたのかもだとか。
参考Mr.Childrenのシングル「マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-」の… – Yahoo!知恵袋
Wikipediaによると、
後に開催されたファンクラブ限定ツアー「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー」の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では3位に選ばれ、実際に演奏もされている。その後に開催された「Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION」でも演奏された。
引用:マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg- – Wikipedia
だそうで、ファンからの人気の高さが伺えますね!
『深海』には合わない曲だったことからアルバムからは外されカップリング曲として収録されましたが、後にアルバム未収録曲を集めた『B-SIDE』に収録されています。
「旅人」のここが好きだ!
この曲のすべての歌詞はこちら!
→J-Lyric.net『旅人』Mr.Children
最初のこの歌詞。
情報過多で簡略化だぜ文明の利器は
僕らをどうして何処へ運んでく
情報化社会と呼ばれ、今でもそのテクノロジーは進歩を遂げています。その中で、情報を得るためには主に検索を行いますよね。検索して記事を探すにはまずはその記事の「タイトル」で判断される。
つまり、情報過多であるがゆえに簡略化され表現される「タイトル」は、より多く読まれる可能性を生み出すとはとは言え、誤っていることもしばしば。
「僕らはどうして何処へ」運ばれていくのでしょうか…?
そこで響く一番のサビ…!
忘れられた人情味を探して
彷徨っている僕らって愛に舞う旅人 Oh…
うつむかないで天井を見よ
転ばぬ先の杖なんていらない
でも心配そんで今日もまた神頼み
情報化が進む社会の中でどこか忘れられた人情味、速度を上げていく世界という歯車の中で忘れられる孤独な思いを探してしまうのはまた愛に舞う「旅人」だと2番の歌詞。
最後の大サビでは、
どうせ駄目ならやってみよう
数え切れぬ絶望を味わった夢を追う旅人 Oh…
この人生をまっとうせよ
誰のものでもないと図に乗ってしくじって
そんで今日もまた神頼み
神頼み 神頼み 神頼み
この「どうせ駄目ならやってみよう」と言いながら、「図に乗ってしくじってそんで今日もまた神頼み」という一連のどうしようもないけど、どこか諦めとも希望ともとれるようなこの絶妙な言い回しが好きです(笑)
そして、この繰り返し語られる「神頼み」という表現。
確かに、最後はすべて神頼みとしか言いようがないのかなと時に思ってしまいます。
何もかもできはしませんからね…
探究心と感謝
2番のサビの後半でこんな歌詞があります。
言い訳せずに実行せよ
正当化せずに答えを探そう
ありがとうこんな僕に付き合ってくれて Ah…
この歌詞の前半は本当に身に沁みますし、この記事を読んでくださっている方に「こんな僕に付き合ってくれてありがとう」と言いたいです。
では~