大のミスチル好きな僕が最初は嫌いで全く聞かなかった曲6選

ぶっちゃけね。最初はほぼ飛ばしてた。笑

大のミスチル好きであるが僕が最初は見向きもしなかった6曲をご紹介したい。

実を言うと今では出会った当初の頃に比べてだいぶ印象が変わってきた曲でもあり、逆に思い入れも深い。

そんなちょっととっつき難いが実は噛むほど「スルメ曲」だった曲たちがこちら!

ゆりかごのある丘から

まず一曲目はこの「ゆりかごのある丘から」。


参考
歌詞:ゆりかごのある丘からうたまっぷ.com

すごく落ち着いた曲です。最初のインパクトはあまりない。

「深海」の曲はどれもダークで個人的にも好きだし評価もすごくいいアルバムなんだけど、最初はどうしてもほかの曲のパワーに負けてる感があってどことなく聞き飛ばしていました。8分以上もあって長いんですよねしかも。

 

がしかし!!

 

気づいたら胸に染み込むように…

失恋の歌なのですが、徐々にボルテージが上がっていってこうなんとも心に穴が空いたような気持ちを連想させます。

特に最後のこの歌詞。

一度だけ君がくれた 手紙を読み返したら

気づけなかった寂しさが降ってきて

ごめんねとつぶやいても もうどうなる訳でもなく

切なさがギュッと胸を締め付ける

ここの「ギュッと」のとこが最高潮ですね。

「深海」は実はアルバムというよりも全体で一つの曲みたいな出来になっていて、そう考えていくとどれも欠かすことのできないピースのように思えてきたというのもあります。

 

昨今のミスチルにはない重く暗いダークなミスチルが味わえる、むしろその暗さこそが今のミスチルの土台となっていった真骨頂だと思ってます。

なぜなら、暗い反動から、ある意味成長したポップなミスチルになっていったからだと思うからです。

ボレロ

お次はアルバムタイトルでもある「ボレロ」。


参考
歌詞:ボレロうたまっぷ.com

 

正直言ってこの曲は今でもちょっとどう評価したらいいか分からないところが。

それくらいどこか掴みようのない雰囲気を醸し出してます。

歌詞的にはあるがままの「欲望」と自由への「渇望」みたいなものが歌われているのだけど、どこかそんな歌詞すらも頭に入ってこないような力のない歌声だからかもしれません。

 

けど、どっかこの抜けた感じがある意味心地よいと思う時も増えてきました。

不思議な曲。

血の管

実はこの曲が最も飛ばしていた曲でした。

3分しかなくミスチルの中では比較的短い曲であるにもかかわらず、です。


参考
歌詞:血の管うたまっぷ.com

 

がしかし!!

 

気づいたら最も力を入れて歌ってしまう曲の一つに。

おそらく亡き恋人を思う歌なのだけど、「うんすごく力が籠ってるぞこの歌は」と気づきました。

 

特に、

彩りを増すばかり

愛しき日の面影

もどかしい程

心に降り積もる

の裏声で歌う部分が妙に癖に。短いながらも味わい深い曲です!

天頂バス

こちらも「シフクノオト」に収録されています。


参考
歌詞:天頂バスうたまっぷ.com

 

今となってはなぜだかは全く分かりません。ただ、なぜか飛ばしてました。

なんともったいないことをしていたのでしょう…今では文句の言いようのない名曲である。特に最後の盛り上がりが最高!

僕らは雑草よ

でも逆の発想を

この胸に秘めて

天国へと続く滑走路

全力疾走で駆け昇ろう

この曲に関してはいくらでも語れそうなのでとにかく素晴らしいとだけ言っておきましょう。

もっと

この「もっと」はアルバム「HOME」に収録されている曲です。


参考
歌詞:もっとうたまっぷ.com

 

後で知ったのだけどこの曲で歌われる「悲しみの場所」とはグラウンドゼロを指しているものらしい。

中2の頃に初めて買ったミスチルのアルバムということもあって、この曲に込められてたメッセージ性に気づくのがやや遅れてしまった。

世界は誰にでも門を開いて待ってる

平等の名の下に請求書と一緒に

そんな理不尽もコメディーに見えてくるまで

大きいハート持てるといいな

もっと もっと もっと

もっと もっと もっと

特にこの部分にはいつも力を込めて歌ってしまいます。

そんなハートを持てるといいな…

旅立ちの唄

最後はアルバム「SUPER MARKET FANTASY」に収録されている「旅立ちの唄」です。


参考
歌詞:旅立ちの唄うたまっぷ.com

 

えっ???

と思う方もいるかもしれません。なんていったってこの曲は「恋空」の主題歌でもありNTT東日本のCMソングでもありました。ご存知の方も多いでしょう。

 

がしかし!!!

 

僕は正直、この曲を初めて聞いた時はガッカリしたのをよく覚えています。

というのも、なんというかあまりにも明るすぎた。

 

「HOME」の次が「SUPER MARKET FANTASY」だったわけですが、当時の僕はその間にほぼすべてのミスチルの曲を聴いていたんですね。そして、その昔の社会風刺や「深海」や「BLERO」、「Discovery」で見せてくれたような暗くもどこか人間臭いミスチルにすっかり魅了されてしまっていたわけです。

そこで、このようなポップソングが出てきたのでちょっと僕には眩しすぎたんですね…(といってもそこまでこの曲は明るくないですが)

けれど、徐々にこの曲もいいなーと受け入れられるようになっていって今では全然気にしていません。笑

 

ただ、今でも「SUPER MARKET FANTASY」は聞ける時と聞けない時がありますね…

あっ、けどこの曲にカップリングされてアルバムにも収録された「羊、吠える」は大好きです。負け犬にはピッタリの曲だからかな。笑

まとめ

如何でしたでしょうか?

おそらく最後の「旅立ちの唄」以外知らないという方も多いんじゃないかと思います。

個人的にはですが、こうしたマイナー曲の方が好きです。味わい深い曲はだいたいそうなんですよね不思議と。

これを機にあまり知られていないミスチルを聞いてみるのは如何でしょうか?

ビッグバンドのダークな一面が垣間見れることをお約束します。笑

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